果物 プリン体

プリン体が少ないと言われる果物の効果と摂取の仕方について

プリン体の摂取量については常に気遣いをしています。尿酸値も非常に高めですし、最近はメタボとの診断も受けましたので、生活習慣も少しずつ変えていかなければならないのです。今までは好物の肉類や魚の干物ばかりを食べていたのですが、こういった食材には非常に多くのプリン体を含んでいます。

 

ですが、あまりにも難しい調理ばかり続くと、低プリン体の食生活をしようとしても、結果的に負担も高くなりますし、挫折してしまう可能性もあります。こういった事を避けるためにも、なるべく簡単な食事療法を行っていこうと思いました。

 

食材の中でも、非常に簡単に摂取できるのが果物です。果物にはプリン体も少ないですし、食物繊維なども含まれているので、尿酸値を少しでも下げるためには最適な食品でもあります。さらに、果物というのは皮を剥いて簡単に食べられるものもありますし、利用しやすいという部分もメリットです。

 

果物を摂取すると体の中はアルカリ性に傾きますので、尿酸値が高い場合にはそれだけでも効果があるのですが、同じ果物とはいってもジュース類などになると、糖分が非常に多いので摂取するのも控えめにした方が良いとは思います。

 

果物の中にはポリフェノールやアントシアニンを多く含んだ物もあるのですが、アントシアニンというのは、強い抗酸化力もあり、尿酸も排出してくれる効果があるのです。ビタミンCなども豊富に含んでいますので通風予防効果は非常に高いと言っても良いのです。

 

さらに、みかんやオレンジと言った柑橘類もリコピンやカロチンなどが含まれているので、尿酸値を下げる効果もあります。ただ、果物にプリン体が少なく、アルカリ性に体を傾けることができるとしても糖分が非常に多い食品でもありますので気を使わなければなりません。

 

糖分というのは尿酸として代謝されるという事もありますし、過剰に摂取すれば体に悪い影響を及ぼす可能性も当然あります。ですから、朝ごはんの代わりとして果物を摂取するような方法であれば良いのですが、頻繁に食べるような方法は避けた方が無難です。