プリン体 しらす

プリン体の多いと感じられるしらすも工夫次第で摂取できる

家にいると自分の健康管理について怠りがちな面も出てくるのですが、久しぶりに健康診断を受けてみると尿酸値が少し高めだと言われてしまいました。健康的な生活をしてきたとは言いがたい部分もありますが、自分の体に異変が起こっているのを知ってしまうと、本当に不安になってしまいます。

 

尿酸値が高いとプリン体の量も控えなければなりません。その時から自分が食べる物のことも、あらかじめ考えるようになりました。カルシウムが豊富な食材は常に摂取するように心がけていたのですが、魚にはプリン体が多いので、この点でも気を付けなければなりません。

 

毎日のようにふりかけにしていたしらすにも、プリン体が含まれているのだろうと思いました。改めて調べてみると、しらすに含まれるプリン体というのは100g当たり471.5mgとなっています。この含有量を見てとても驚いてしまったのですが、 1回に食べる量というのはせいぜい2g程度ですから、9.4mg程度となり高プリン体とは言えない量です。

 

もちろん、しらすも食べ過ぎてしまえば良くありません。プリン体も含んでいますし、塩分量も多いので体に良い訳ではありませんが、栄養を気軽に補給できる食材でもあります。しらすはカタクチイワシの稚魚ですが、カルシウムもほどよく含んでいますし、活性酸素除去効果の高いセレンや、肝機能を改善してくれるメチオニン、さらにの弾力成分であるエラスチンなども含まれます。

 

食べ方にも注意すれば、体に良いミネラル成分も取り入れていくことができます。カリウムの豊富な野菜類と一緒に食べると塩分量を控えることもできますし、もちろん野菜から得られる栄養成分も同時に摂取できるので、尿酸値の高い体質自体を改善することもできるのです。

 

カルシウムの豊富な食材の中でも保存しやすいという側面もありますし、特別に調理などはしなくても食べやすいという面も、しらすを利用した際のメリットです。どんな食材もうまく扱うことによって、尿酸値が多少高くても摂取することはできるのです。