チアシード プリン体

プリン体制限よりもダイエット、チアシードで肥満と痛風予防

痛風の原因といわれている物質がプリン体です。プリン体が尿酸に分解されて痛風の原因となります。痛風で悩んでいる方はプリン体が多い食品を避けることが一般的でしたが、プリン体よりも肥満に気をつけることが重要だといわるようになりました。そのため、痛風の改善のためには肥満対策が重要です。

 

肥満対策に役立つ食品がチアシードです。近年、スーパーフードとして注目を集めています。

 

チアシードとは中南米で親しまれているシソ科サルビア属のミントの一種の種子です。見た目はごまに似ています。白と黒がありますが栄養価に大きな違いはありません。

 

チアシードにはマグネシウム、カルシウム、鉄分、亜鉛、食物繊維などが豊富に含まれています。大さじ1杯で生きながらえるともいわれていました。

 

肥満の原因となるのが高血糖です。血糖値が高くなると糖を取り込むホルモンのインスリンが分泌されてます。インスリンによって取り込まれた糖は肝臓や筋肉に貯蔵されたり、体の各部位で使用されます。使われずに余った糖分は脂肪として蓄えられます。

 

血糖値が高くなるほどインスリン分泌が多く、太りやすくなります。そのため、肥満を防ぐためには血糖値を高くしないことがポイントです。

 

食物繊維は水分を吸ってゲル状になり、一緒に食べた糖を包み込んで吸収を穏やかにします。血糖値の上昇が緩やかになりので、肥満の原因のインスリンの分泌が抑制されてます。

 

チアシードは食物繊維が豊富な食品です。なんと、大さじ1杯約12gで4.1gもの食物繊維を含みます。豊富な食物繊維が血糖値の上昇を抑制します。

 

野菜、果物、海藻などに食物繊維が多く含まれていますが、外食が続いて毎日野菜などを食べるのが難しいこともありますよね。しかし、チアシードなら飲み物に混ぜるなどして手軽に食物繊維を摂ることができます。

 

チアシードは水を吸って何倍にも膨れあがりぷるぷるになります。飲み物やヨーグルトに混ぜたり、サラダのトッピング、パンやマフィンに混ぜて焼くといった食べ方ができます。