ホタテ プリン体

ホタテに含まれるプリン体の量と摂取の仕方などについて

この年齢になってきますと、体の健康状態などもかなり気になります。家系的な問題もあるのかもしれませんが、我が家には痛風の症状を抱える人も多く、以前から尿酸値に関しては上がらないようにと常に注意しているような状態でした。

 

アルコールなどもかなり好きなのですが、最近ではプリン体が含まれていないようなお酒もありますので、こういったものをなるべく選ぶようにはしています。ですが、とても好きな魚介類の中にはプリン体がたくさん含まれていますので、これはあまり食べられなくなったというのは、本当に残念な部分ではありました。

 

今の季節ですと、殻付きのホタテなどを販売されているのですが、これを購入し自宅で焼けばどんなに美味しいかと思う事もありました。基本的に気になった食材についてはプリン体の量も調べることにしています。ホタテのプリン体の量は100g中76.5mgとなっています。

 

同じ魚介類の中でも車えびの100g中のプリン体の量は195.3mgですから、それと比べればやや少なめな量とも言えるかもしれません。プリン体の量の非常に多い食材であったとしても、全く食べてはいけないというわけではありませんし、一日の摂取量の400mgを越えなければ良いので、少々食べる分には全く問題がありません。

 

もちろんプリン体の高い食品をたくさん食べ続けるのであれば、尿酸値もそれに応じて高くなってもしまうのですが、少量にとどめたり、あるいは他の食品と兼ね合わせることで、体に作られる尿酸の量も減らすことができるのです。

 

ホタテに関しても、プリン体の量は他の魚介類に比べて少なめですから、細かくスライスしたりして野菜や海藻類と合わせてサラダにするというのも良い方法ですし、ホタテを焼いて食べたとしても野菜を多めに摂取して控えめに食べればそれだけでも栄養バランスが取れてきます。

 

特に、プリン体の量がとても気になってしまう場合には、常にこういった工夫も必要ではあります。あまりにも食事制限をしてしまうのも体には良くありませんし、適度にプリン体摂取量も控えたいと思います。