ゆで卵 プリン体

卵ってプリン体が多いの?ゆで卵を食べて大丈夫?

プリン体が多い食品というと、イクラやスジコなど卵を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし意外とプリン体が少なく、100gあたりの含有量はイクラ3.7mg、スジコ15.7mgです。食べ過ぎなけば問題ありません。

 

鶏卵はプリン体が少ない食品で100gあたり0.0mgです。プリン体は細胞核に含まれていて、卵は細胞が1個なので少ないのです。ゆで卵1個食べたくらいで尿酸値が急上昇することはありません。

 

プリン体が多い食品はマイワシ、サンマの干物、マイワシの干物、鶏レバーなどです。これらはタンパク質が多い食品なので、控えるとタンパク質不足の心配があります。

 

体の大部分はタンパク質でできています。筋肉、皮膚、髪、爪、内臓、骨もタンパク質でできています。そのため、タンパク質が不足すると健康を損ねる恐れがあります。

 

魚にはDHAやEPAなどの良質な脂肪分が多くタンパク質も多いのですが、プリン体の摂取を制限している方はたくさん食べることができません。魚の代わりに肉からタンパク質を摂取できますが、肉は高脂肪・高カロリーです。高脂肪・高カロリーな食品は肥満を招き、肥満が原因で尿酸値が高くなります。

 

卵はプリン体が少ない良質なタンパク質源です。人間には体内で合成できず食事から摂取しなければならない必須アミノ酸が9種類あるのですが、卵は必須アミノ酸9種類をバランスよく含んでいます。

 

1個あたりのカロリーはLサイズで85kcalほどです。ゆで卵や目玉焼きを1個食べても低カロリーです。

 

卵を食べるならゆで卵がおすすめの食べ方です。目玉焼きやスクランブルエッグは調理に油を使うため、油の分のカロリーを多く摂取することになります。しかし、ゆで卵なら油を使用せずに調理できるので、カロリーを抑えることができます。

 

さらにゆで卵のよいところは、コンビニでも手軽に購入できるし、持ち運びしやすいということです。お弁当やちょっとお腹が空いたときに食べるのに最適です。

 

しかも、卵1パックは安いですよね。安く手に入れられるタンパク質源です。