マンゴー プリン体

痛風が心配だけど、プリン体の少ないマンゴーはたくさん食べても大丈夫?

年を重ねてきて、最近気になり始めた痛風。まだ激しい痛みをともなう症状は出ていませんが、周りに痛風だという人が増えてきて、だんだん不安になってきています。

 

そもそも痛風って何なんでしょうか。何となくプリン体をたくさん取ってはいけない、ビールを飲み過ぎてはいけない、肉やお寿司ばかり食べてはいけないというイメージがあって、食べ過ぎ飲み過ぎが原因で痛風になると思っているのですが、正しいのでしょうか。

 

人の体を作る細胞の核には、プリン体が主成分として存在しています。もともとプリン体は人の体にとって必要な成分なんです。そして、古くなった細胞が最終的に壊れるとき、プリン体が放出され、それが肝臓で分解されて尿酸となります。この尿酸の量が一定値を超えて体内の尿酸濃度が上がると、尿酸が尿酸結晶となり、痛風などの原因となってしまうんです。

 

つまり、痛風が心配な私は、プリン体をたくさん含んでいる食べ物を食べないように注意をする必要があります。ということは、プリン体含有量が少ない果物はたくさん食べても良いのでしょうか。特にマンゴーが大好きで、ちょっとお値段が高くてもついつい買って一人で1個食べてしまうほどの私にとって、マンゴーはたくさん食べても大丈夫なのであれば、肉やお寿司は全然我慢できるんです。

 

ところが、調べたところ、プリン体が少なくても、痛風にならにためには果物にも気をつけないといけないことが分かりました。痛風は、プリン体だけではなく糖分をたくさん摂取することもNGなんです。果糖を多く含む果物を食べることによって、体内の尿酸値が上がってしまいます。尿酸値を上げる成分はプリン体だけではないんですね。

 

また、果物は体を冷やしやすく、代謝が悪くなることによって血中の尿酸が体の末端に滞ってしまい、尿酸結晶となることも考えられます。

 

マンゴーをはじめ果物大好きな私ですが、今回痛風について調べてみて、プリン体が少ないからといって果物を食べ過ぎるのは良くないということが分かって良かったと思っています。私のように痛風が不安な方は、一度好きな食べ物や、よく食べる物について調べてみるといいと思いますよ。