桃 プリン体

痛風の原因となるプリン体は桃で減らせる

夏になると活況を帯びてくるビアガーデン。ここでは暑さと仕事の疲れを癒すように多くのサラリーマンやOLの人がにこやかな顔で集まってきます。ともて気持ちいい風の中で、ビールを一気飲み。そして、バイキング形式になっている食事を各々が持ち寄り、グルメを楽しんでいます。

 

ただでさえ、ストレスが溜まってしまう毎日なので、たまにはこのような楽しみ方も悪くはありません。たまにはです。というのも、夏になるとある病気の苛まれる人も増えてくるからです。

 

その病気とは、痛風です。実際に痛風にかかった人でないと分からないと思いますが、ひざや足に激しい痛みが走ってきます。その痛みは歩くことさえ難しく、誰かの肩を借りないとあることができないくらいです。

 

痛風は、プリン体が身体の中に溜まり過ぎて、尿酸値が高くなることで、起こる病気です。下手もすると動脈硬化さえ引き起こすとも言われている病気です。その原因ともなるプリン体は、私達の身近な食材の中に隠れ潜んでいるのです。

 

牛肉・鶏等の食材でレバーや内臓系のホルモンまで豊富に含んています。その高価なフォアグラでも異常な程のプリン体が存在しています。そのようなことを考えるとビアガーデンで並んでいる料理の中にも、プリン体がたくさんあっても不思議ではありません。

 

そのようなことから、身近な食事を一気に食べてしまうことは、痛風へのドアを叩いているようなものかもしれません。ビールもプリン体の宝庫と言ってもいいくらいなのです。

 

このプリン体を減らす食材も意識して摂ることがおすすめです。アルカリ性食品は典型的な物で、体内のプリン体を減らしてくれる存在です。果実類も多くの効果を生み出してくれるのですが、季節に応じた果物を食べることです。夏になると、ちょうど桃の季節になりますが、これも大きな効果を発揮してくれます。

 

普段はあまり食べることの少ない果実かもしれませんが、桃を頂き物としてもらった時は、積極的に食べるようにしておきたいものです。