米 プリン体

白米のプリン体が玄米や胚芽米より低いのを始めて知った事

私の父は昔から尿酸値がとても高く、痛風の一歩手前というような状態でした。私が社会人になってからは、足の痛みなども発症することがあったらしく、母もそれを気にするあまりにかなり神経質になっていた時もありました。

 

昔は、痛風の原因や治療方法についても、医師に尋ねるしか方法はなかったのですが、今はインターネットがありますので、いくらでも痛風改善の知識についても調べることができますし、同時にプリン体がどの程度食品に含まれているのかという事もかなり調べやすくなったのです。

 

始めはインターネットなどは若干不慣れな母でしたが、最近では栄養計算までもインターネットを使って行っているようです。男性というのは女性に比べて尿酸値が上がりやすいということも聞いていましたので、私も主人に対しての尿酸値対策も少しずつやっていこうと思いました。

 

ですから、母からよく健康になれる食事作りのアドバイスをしてもらったり、プリン体がどの程度食品に含まれているのかという事も訪ねたりしていました。やはり主食として食べるお米のプリン体の量はとても気になるのですが、魚や肉といった食品に比べれば、米のプリン体というのはそれほど多くは無いようです。

 

100g中に含まれる白米のプリン体というのは25.9mg程度ですので、ほぼ野菜と同程度だといえます。あまりにも多く摂取しなければ、普通にご飯は食べられるのでその点でも安心しました。ですが、お米も玄米や胚芽米を選んでしまうとプリン体の量も少しばかり上がってしまうのです。

 

今まではありのままの食品の方が体に良いと思っていたのですが、特に尿酸値の高い人には玄米や胚芽米は良くないとも言えます。それよりは精製された白米の方がプリン体が少ないので、むしろ栄養バランスはサプリメントなどで整え、一般的なお米を炊いて食べた方が通風対策としては良いのです。

 

当たり前のように感じていた知識が全く違うということもありますので、私もこれから食品の成分内容にも配慮し家族の健康の為の食事作りをしていきたいと思います。