干し芋 プリン体

プリン体が少ないけれど干し芋の食べ過ぎに注意

干し芋 プリン体

おやつに最適、口寂しいときにもよい干し芋。芋がおいしい季節は秋ですが、干し芋はどんな季節に食べてもおいしいですよね。

 

痛風で悩む方は高プリン体食品を控えるように指導されますが、干し芋はプリン体が少ない食品なので食べても大丈夫です。

 

さつまいものプリン体含有量は100gあたり50mg以下とプリン体が少ない食品です。

 

干し芋はプリン体が少ないのですが食べ過ぎには気をつけたい食品です。甘くておいしくてつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎには気をつけましょう。

 

干し芋の食べ過ぎに注意が必要な理由はカロリー摂取量が多くなってしまうからです。干し芋100gのカロリーは303kcalにもなります。一切れで80kcal程度もあるのです。干してあるのでかさが少なくあっという間にたくさん食べてしまいます。

 

摂取カロリーが多く消費カロリーが少ないと余ったエネルギーが脂肪として蓄えられます。現代は車や電車など移動が便利になったし、デスクワーク中心で動き機会が少ないので、消費カロリーが少なくなりがちです。そこでたくさん食べてしまうと肥満を招く可能性があります。

 

また、干し芋は糖分が多いことも肥満の原因です。糖分を過剰に摂取すると血糖値が高くなり、インスリンが大量に分泌されます。インスリンによって取り込まれた糖が使われずに余ると脂肪として蓄えられます。インスリンの分泌量が多いほど脂肪がたまりやすくなります。

 

肥満は中性脂肪を増やし、中性脂肪が尿酸の生産を増やしてしまいます。そのため、プリン体が多い食品を控えるだけでなく、肥満にならないようにすることも痛風を予防・改善するために大切です。

 

あまくておいしい干し芋ですが、食べるときは少量に留めておきましょう。つい食べ過ぎてしまうので、1日一切れだけなど決めておくと、食べ過ぎを防ぐことができます。

 

さつまいもには食物繊維やマグネシウムなどの栄養が含まれています。便秘の解消に役立つので上手に食べるようにしましょう。