プリン体 コレステロール

プリン体とコレステロールはどんな関係があるの?

高尿酸血症や痛風の原因になるのがプリン体です。また、様々な生活習慣病を引き起こす原因になるのがコレステロールです。

 

プリン体とコレステロールはあまり関係がないように思われますが、体内では深く関わり合っていて、様々な症状を引き起こす場合があります。痛風で悩んでいたり尿酸値が高い方は肥満傾向にあるという調査結果が出ています。

 

プリン体というのは体の中の細胞の核という部分にある物質です。これが過剰に増えすぎてしまうと尿酸値が高くなって痛風などの病気を引き起こしてしまいます。プリン体は主に肉類や魚類に多く含まれています。

 

そして、コレステロールはいわずと知れた高カロリー食や脂質の取り過ぎによって、血液中のコレステロール値が高くなり、心疾患や脳疾患など、様々な生活習慣病の原因になります。コレステロールは主に肉類や魚類、卵などに多く含まれています。

 

この二つはいずれも食事などの食べ物によって、プリン体とコレステロールを取り過ぎた場合に起こることが多いです。これらが多く含まれている食品には共通点が多いですから、例えば、肉類を多く取り過ぎてしまうと、プリン体もコレステロールも取り過ぎとなってしまいます。

 

つまり、健康を考えた場合には、これらの取り過ぎに注意することで改善することができます。野菜などのヘルシーな食べ物をしっかりと取るようにして、肉類などの摂取量を少なめにしていきましょう。両方に共通する高カロリーの食事を避けるだけでも、改善に役立ちます。

 

また、野菜に含まれている食物繊維は腸内環境を良くして代謝アップ作用があります。脂質などの取り過ぎを防止するのに役立ちますから、普段から積極的に取るようにしましょう。

 

ビールなどのアルコールにはプリン体が多く含まれていますし、コレステロールを高める原因にもなります。アルコールはたしなむ程度にしておいて、飲みすぎないように注意しましょう。

 

そして、適度な運動は健康維持に役立つだけでなく、体内の代謝を活発にしてくれますから、生活習慣の改善のためにも実践していきましょう。