プリン体 ホタルイカ

【ホタルイカ】プリン体は高め!低カロリー高タンパクでも食べ過ぎは痛風に注意

ホタルイカ プリン体

痛風の症状がある人、痛風予備軍の人が気になるのがプリン体です。

 

プリン体というと、多くの人がビールをイメージしますが、プリン体はほとんどの食物に含まれている成分なんです。そして、私達人間の体にも常に存在している成分でもあります。

 

プリン体は、細胞の核となる核酸を形成する主成分です。プリン体というと体に悪い影響のある成分と思われがちですが、プリン体は細胞にとって、いいかえれば人間にとって必要な成分なんです。

 

では、なぜプリン体が痛風の原因となるのかというと、プリン体が最終的に尿酸を作り出すからです。古くなって寿命がきた細胞が壊れる際、プリン体は放出され、肝臓で分解されて尿酸を生成します。この尿酸の濃度が一定濃度を超えると、血中で結晶化してしまい、痛風などの原因となってしまいます。つまり、プリン体を食べ物かた摂取しすぎると、結果として尿酸の量が増え、尿酸濃度が高くなってしまうので痛風などを引き起こしてしまうんです。

 

ホタルイカのプリン体含有量

ホタルイカのデータは見つけられませんでしたが、イカの含有量を目安に掲載します。

スルメイカ:約187mg/100g
ヤリイカ:約160mg/100g

 

このプリン体を含む量は食べ物によって異なります。レバーなどの肉類やあん肝、カツオ、エビなどの魚介類はプリン体の含有量が多く、痛風が心配な人は食べ過ぎに気をつけるようにと言われています。

 

注意が必要なのが、ダイエットには良さそうな低カロリーであるのにプリン体含有量が多い食べ物が存在することです。例えば、低カロリーで高タンパク質のイカは、実はプリン体含有量が高めなんです。私はホタルイカが大好物なので、この事実を知ったときは驚きました。他にも、ダイエット食として、あるいは筋トレ食として取り入れられているササミも、プリン体含有量が高めです。

 

痛風は一度かかってしまうと一生付き合っていかないといけない病気だと言われています。痛風が心配な人、痛風になりそうな食生活を送ってきた人は、今後痛風にならないために、カロリーとは切り離して、一度どの食べ物にプリン体が多く含まれているか核にしてみる必要があるかもしれません。