もつ鍋 プリン体

もつ鍋にはプリン体が多いので調理の段階での注意が望ましい

痛風の症状を発症させない為にはとにかくプリン体を避けることが何よりも大切ではありますが、メニューの中に、どれだけのプリン体が含まれているのかという事もよくわからない場合があります。
例えば、カロリーを制限するだけであれば、カロリー計算サイトなどもありますのでそれほど難しくはありません。
ですが、食材の名前を入力してプリン体の量を計算してくれるようなサイトはありませんし、さらに一部の食品のプリン体の量は掲載されていますが、全ての食品のプリン体の量を知る事は案外困難なのです。

 

居酒屋メニューの中でも人気が高い鍋がもつ鍋です。鍋物というのはお豆腐や野菜も一緒に入れますし、肉や魚なども同時に調理できますので体に良いと思いがちなのですが、肉の内臓にはかなりのプリン体が含まれており、さらに大豆製品のお豆腐も、納豆などよりはプリン体が少ないとは言え、決して少ない量でもありません。

 

プリン体は水に溶ける性質を持ちますので、もつ鍋の煮汁をたくさん飲むのも体によくありません。一般的にもつ鍋に使われているのは牛もつですが、こちらのプリン体の量もかなり多いです。もつ鍋のプリン体を少しでも減らす為には、 牛もつを先にお湯で茹でるなどして、下処理をするのも効果的ではあります。鍋物をする場合に肉類から出るエキスも風味づけとなりますが、特にプリン体が気になる場合には、下ごしらえの段階である程度工夫するしか方法もありません。肉類を少なめにしたり、豆腐もあまり摂取しなければ、もつ鍋を味わうことはできます。

 

外食などでもつ鍋を食べる時には牛もつの摂取量を控えたり、野菜を中心に食べるなどして工夫することも大切なのです。特に忘年会などのシーズンなりますと、もつ鍋も定番のメニューになりますし、全く食べないというのが難しい事もあります。できれば、プリン体の少ないメニューをなるべく食べた方が良いとは思いますが、知識をある程度持てば尿酸値の高い人も食べられないものは全くないのです。このように、創意工夫することで、様々なメニューも食べることができるのです。