タコ プリン体

タコやイカにはプリン体が多く、痛風の原因になるって本当!?

タコ プリン体

今、プリン体をカットした商品が流行っています。中でもビールのプリン体をカットした商品は、40〜50代の男性から売れていまる人気商品です。ストレスと戦いながら健康を気遣う40〜60代世代には、こういった健康志向のビールは、高い人気があるようです。

 

さて、そもそもプリン体とは何でしょうか?
テレビCMでは、良く「プリン体」と聞きますが、そもそも「プリン体」とは何か良くわからない人が多いかと思います。そこで、プリン体を調べてみると、『痛風の原因となる物質』であるとされています。

 

プリン体を多く摂取すると、体内の尿酸が濃くなり、尿酸が固まった結晶が作られます。これが、関節にできると、体を動かすと結晶が神経を刺激し、激しい痛みが現れるのです。激しい痛みは、激痛で、人によっては、歩くこともままならない程の症状が出てしまうことがあります。そして、この痛風は、様々な病気を引き起こす引き金であり、そのまま放っておくと、脳卒中や尿路結石などの大きな病気に繋がります。したがって、プリン体の摂取し過ぎは、人の健康によって良いものではないのです。

 

では、どのような食品を食べることが痛風に良くないのでしょうか?

 

調べてみると、レバーやイカ、タコがプリン体を多く含む食品です。そのほか、エビ、イワシ、カツオなどの魚介類に多くプリン体が含まれていることが分かりました。逆に、白米、モヤシ、オクラなどの野菜や穀物は、プリン体の量が少ないことが分かります。

 

特に高い食品であるイカやタコ、エビは、摂取し過ぎに注意する必要があるそうです。
するめいかに含まれるプリン体の量は1食当たり約190mg、タコは1食当たり約100mg、エビは大正エビで約140mgです。
白米は、1食当たり25mgなので、イカやタコ、エビのプリン体の量が極めて多いことが分かります。イカやタコ、エビが好きな人は、食べ過ぎに充分注意する必要があります。

 

プリン体の摂取し過ぎは、万病のもとです。美味しいものは、たくさん食べてしまいますが、何事にも食べ過ぎには注意する必要がありますね。