ハタハタに含まれるプリン体の量は他の魚に比べて少ない
家庭で料理をしていると、どうしても家族の好みに合わせてしまう面があります。主人は肉料理や魚料理が好きなのでなるべく出すようにしていましたが、食べ過ぎる時もありましたから少し心配になることもありました。会社で定期的に健康診断を受けているのですが、肥満気味も指摘されたそうですし、尿酸値もわずかに高いと言われたそうです。
やはり、好みのものばかりを出しているとよくありません。普段からアルコールなどもたくさん飲みますし、食べる量は他の人よりも多い方です。だからこそ、安心して食べられる物を作る側としては用意しなければなりません。
主人は健康管理を自分自身で行うことになりましたから、私はそのサポートをする程度です。ですが、献立を考えるのは私ですから、ある程度プリン体の少ない食品を選ばなければなりません。山陰地方でよく獲られるハタハタも主人の好みの魚でした。ハタハタに含まれるプリン体の量も気になりました。
寒い時期になるとハタハタが使われた料理をするのも定番になっていましたが、魚には非常に多くのプリン体を含んでいると言われています。ですから、ハタハタについてもこれから食べられなくなるのではないかと思いました。保存食としても親しまれていますから、少し残念な部分もありました。
調べてみたところ、ハタハタにはプリン体はそれほど含まれていませんでした。高プリン体の食品というのはいわしやえびなどです。ハタハタ100g中に含まれるプリン体の量は26〜50mgですから、いわゆる低プリン体食品なのです。
今まで食べていた物を急に食べれなくなるというのも、辛く感じるものですし、私もハタハタはとても好きですからできれば少し配慮して少量でも食べたいと思いました。ですが、ハタハタに含まれるプリン体の量はとても少ないので、これからも安心して食卓に出すことができます。
食品の摂取を制限しなければならないと考えると、どんな食事も食べられなくなるのではないかと思うこともありますが、思い込みの部分も多くありますから、やはり一つ一つの食品の情報についても詳しく調べた方が良いのかもしれません。