太刀魚 プリン体

白身魚の代表、太刀魚のプリン体量とは?

痛風の原因となると言う事で、何かと注意喚起されるプリン体ですが、痛風になってしまうその仕組みは、肝臓でプリン体が分解される時に尿酸が副産物として生まれ、排出しきれなくなった尿酸が尿酸結晶となる事で発症します。

 

しかし、実はこのプリン体ですが、身近な食品にも多く含まれているのをご存知でしょうか。例えば肉類に関しては、レバーがプリン体を多く含んでいるため、食べ過ぎには注意が必要です。

 

また、魚類についてもプリン体を多く含んでいるものがあります。

 

青魚に関しては、DHAやEPAが豊富であるため摂取する事が推奨されますが、サンマやマイワシ、マアジなどは100g中のプリン体が200mgを優に超えます。赤身の多いマグロやカツオといった魚や、魚卵や肝といったもののついても比較的にプリン体が多く含まれています。

 

上記のお魚はみんな美味しいものばかりですのでお魚が好きな人には少々残念な話ですが、でもやはりお魚は食べたいという時は白身魚を選びましょう。白身魚はヘルシーなものも多く、ダイエットに適しているという事で人気がありますが、プリン体も少ないのです。

 

例えば、白身魚の代表とも言える太刀魚ですが、100g中のプリン体は120mg程度です。1日のプリン体摂取量の上限については、目安として400mgですので、嬉しい話ですね。更に、動脈硬化の防止や血液をサラサラにするEPAや脳や中枢神経にに含まれるDHAも豊富に含まれているため、健康を気にする方にとってはうってつけですね。

 

少々ネガティヴなお話もありましたが、プリン体が多いからといって食べてはいけないということではありません。食べ過ぎに注意し、バランスの良い食生活を送っていれば、さほど気にする量を摂取するということもありません。

 

もちろん既に痛風を発症している方や、健康診断などで尿酸値が高い結果が出ている方はは気をつけるに越した事はありませんから、日頃からプリン体の量を気にしてみると良いですね。