プリン体を抑えるにはコンソメなどの調味料使うと効果的
一見体力もありとても元気そうに見える父も、実は尿酸値が高く通風の症状も若干あります。
お酒もかなり好きでしたし、ご飯を食べても干物などを中心に食べていたので、余計にも尿酸値が高くなってしまったのかもしれませんでした。足の痛みなどの症状が出ると、プリン体の控えめに摂取するように頑張っているそうですが、時々忘れてしまうので、そういう時にはハメを外してしまい、尿酸値もまた高くなってしまうという事なのです。
痛風は体の痛みもかなりきついものですし、悪化すると腎臓の機能も悪くなってしまいますので、注意しなければなりません。
この対策の為に母は最近コンソメをよく利用しているそうです。コンソメに含まれるプリン体の量は100g中に179.8mg程度と、かなり多いようにも見えるのですが、 1食あたりにコンソメを使う量は2.5gと非常に少なめですし、味も良いので使いやすいという事でした。
コンソメを使った料理というのは非常に多いのですが、うまみ成分が含まれますので薄味でも満足できますし、野菜をコンソメで味付けするだけでも、簡単にプリン体の少ないヘルシーな料理を作れます。
また、リコピンなどが非常に多いトマトとも相性が良く、ミネストローネスープなどにすると食べやすいのです。
ミネストローネスープには、肉類であるベーコンやウインナーなども入れる事がありますが、これらの肉加工品も比較的プリン体が少ないので、味をより濃厚にするには良い方法です。また、カレー粉などを加えれば、バリエーションも増えていきますし、ポトフやスープを添えるだけで、ある程度は食事にも満足感が出るのです。
痛風の症状などを引き起こしてしまいますと、何を食べて良いのかと苦労することもあるのですが、簡単に食材を味付けできるコンソメを使えば、短時間で料理も仕上がりますし、野菜類を何でも加えられるのでメタボ予防にも最適です。父もこういった食生活を加えた事で、痛風の症状も思った以上に改善してきたという事です。