かまぼこ プリン体

かまぼこに含まれるプリン体はとても少なく栄養価も高い

痛風の症状も以前よりが治まってきたのですが、気を抜いてしまうと体調が悪化してしまう為に常に、食事をする時にもプリン体をなるべく避けるようにと気を遣っています。買い物に行けば、プリン体の少ない食品を自分で手に取り選ぶことができるのですが、外食をしたり旅先で食事をする時には少々迷うこともあります。

 

今回も旅先で特産品を購入したいと思ったのですが、その地方で非常に有名だったのがかまぼこでした。かまぼこはそのまま食べてもおいしいですし、煮物や炒め物に加えてもアレンジができますので、購入しても良いかと思いました。

 

ですが、かまぼこというのは魚を利用した加工品です。魚というのはプリン体も非常に多いですし、痛風の症状を持っている場合や、尿酸値が高い時には注意すべき食材でもあるのです。購入してしまったので、使わない訳にはいかなかったのですが、改めてよく調べてみたところ、かまぼこというのはプリン体がとても少ないのです。

 

笹かまぼこは100g中のプリン体含有量が47.8mg程度だったのですが、板かまぼこは26.4mgと低プリン体と言っても良い食品です。その商品にもよりますが、かまぼこには多少つなぎが含まれていますし、かまぼこを作る工程で水晒しを行うので、プリン体の素となる核酸を洗い流してくれるのです。

 

こういった製造工程も特殊ですので、かまぼこにはプリン体が少ないのです。かまぼこは簡単に食べれるような食品でもありますし、消化がとても良いという側面も持っています。痛風の症状を抑えるための食生活というのは、どうしてもタンパク質が少なくなりがちですし、それを補うためにもかまぼこのような食品を食べるのは良い方法でもあるのです。

 

旅の土産として購入してみたかまぼこなのですが、味も良いのはさることながら、体にも良いというのがよくわかりました。かまぼこは味付けされていますので、あまりにも過剰に食べるのは良くないのですが、適度にタンパク質を補っていく為にも、程よく利用していきたいと思っています。