野菜 プリン体

痛風を治すには野菜を多く食べればよい?野菜とプリン体の関係性とは

【プリン体とは】
プリン体といえば「痛風」ですよね。プリン体が痛風の原因になると思われがちですが実際の所、プリン体は痛風そのものの原因にはなりません。痛風の原因とされているものは尿酸という物質で、プリン体が尿酸値を高める原因となるのです。

 

【尿酸値を高めるプリン体が体内に入ってしまう原因とは?】プリン体を体内にいれてしまう原因には2つあります。食品からの体外からの摂取と、生活習慣の乱れによる体内から合成される2種類に分けられます。

 

【根本の原因となる尿酸値を減らすにはどうしたらよいのか】1、生活習慣の改善(摂取カロリーをオーバーさせない、アルコールを控える睡眠を十分に確保する、適度な運動、水分の摂取を増やす)2、プリン体が多く含まれる食品を減らす。3、溜まった尿酸を排出させる。

 

【野菜を食べておけば安心??】野菜は体に良い、健康に良い。すべての不調を改善してくれる魔法のような食材だと思っていませんか?確かに、食物繊維やビタミン、ミネラルが含まれているので健康効果があるのは間違いありません。野菜が不足することで起きる不調もあります。

 

ですが、様々な食品にプリン体が含まれているのと同じように野菜にもプリン体が多く含まれる野菜と、プリン体が少ない野菜があります。身体に良いからと言ってある特定の野菜を食べすぎてしまうと痛風を気にしている人には逆効果になってしまうこともあります。

 

【プリン体が多く含まれている野菜一覧】ブロッコリー/ピーマン/かぼちゃ/なす …など。どれも調理すれば量を食べることが出来てしまうので注意が必要です。では、どうしたら尿酸を排泄しやすくなるのでしょうか?

 

【尿酸を排泄しやすくするためには?】尿の質を変化させることで尿酸を排泄しやすくなります。尿酸は尿をアルカリ性、または中性に溶け出しやすくなるため、体内の性質を変化させる必要があります。そのためには、ある特定の効果のある食品を体内に摂取する必要があります。野菜類・ホウレンソウ、ゴボウ、ニンジン、キャベツ、アスパラ、かぶ。その他・ひじき、わかめなどの海藻類。上記の食材が尿をアルカリ性に近づける働きがあります。

 

もし、痛風になってしまったら、一般的に病院では薬での治療しか行いません。しかし薬は痛風の根本的な解決にはならず対処療法にしかならないのです。自分の生活習慣を改善に努めることが出来れば、薬に頼らなくても痛風を治す方法はあるのです。普段の生活習慣や食事を見直して痛風予防をしていきましょう。