ちくわ プリン体

プリン体が気になる痛風予備軍の方におすすめの食品は「ちくわ」

痛風は一昔前は贅沢病ともいわれていましたが、今では贅沢をせずともかかる一般的な病気となっています。体内で不要となったプリン体が肝臓で尿酸となって排出されるところ、代謝異常などが原因となって尿酸が体内に蓄積されることによって高尿酸血症が引き起こされて痛風となります。

 

このため、痛風予防にはプリン体摂取を制限することが必要となりますが、痛風は特に男性がかかりやすく、しかも30代から50代の働き盛りの年代に多いので、プリン体制限のために食事制限や飲酒制限もすることが実際にはなかなか難しいという方も少なくありません。

 

そこでおすすめしたい食材がちくわです。

 

ちくわはご存知のとおりタラなどのすり身から出来ている練り製品で、高タンパク質で低カロリーの健康食材です。高タンパク質で低カロリーなので、体脂肪は減らしたいけれども筋肉量は維持したいという筋トレ系の方たちに実は人気の食材でもあるんです。しかも、魚のすり身を原料とするちくわのタンパク質は、牛肉や豚肉などのタンパク質に比べて体に吸収されやすい良質なタンパク質なんです。

 

そんな体の健康に効果抜群のちくわは、プリン体が極めて少ない食品でもあります。痛風予防にはやはりプリン体を大量に摂取することを避けることが大切です。そこで、プリン体を多く含む食品、例えばレバーやかつお、えびなどの代わりに、プリン体が極めて少ない食品であるちくわを食べることで、痛風予防に繋がるんです。

 

プリン体を多く含む食品にはスルメやアジの干物などもあり、何となくちくわやかまぼこといった練り製品もプリン体が多いイメージを抱いている方もいらっしゃると思いますが、そうではないんですね。もし痛風が気になるような方は、どんな食品にプリン体が多く含まれているか、どんな食品であればプリン体が少ないのか、そういった知識を得ることが一番大切かもしれません。

 

いちいちプリン体の量を調べるのは面倒だという方も、ぜひちくわはプリン体が極めて少ない、高タンパク低カロリーの健康優良食品であるということだけでも覚えておいて下さいね。