プリン体 たけのこ

旬の食材・たけのこに含まれるプリン体の量について

少しでも尿酸値を減らす生活をしたいと思い、常に生活面でも心がけている状態ですが、やはり気になってくるのは食品に含まれるプリン体の量についてです。肉や魚を食べ過ぎることがなければ、プリン体は自然に減らすことができるだろうと思っていましたが、野菜類や海藻にもプリン体は含まれており、食事をする場合には全ての食材に注目するべきなのです。

 

春先になると簡単な山登りなどに出かけることもありますが、産地で採れたての旬の味の山菜などを購入することがあり、こちらも毎年のように楽しみにしていました。ですが、この山菜に含まれるプリン体の量も少々気になるものです。

 

山菜として代表的な、わらびなどには極々僅かしかプリン体が含まれていません。野菜はアルカリ性の食品です。山菜も同様で、当然尿酸値の高い人には向いている食材です。さらに、春になると出回る食材がたけのこです。採れたてのたけのこの味わいというのは、程よい甘味などもあり煮物や炒めものなど様々な料理にも使うことができます。

 

もちろん丁寧な下処理は必要ですが、時間と手間がかかるだけに美味しいものです。他の野菜に比べればたけのこに含まれるプリン体の量は多く感じます。ですが、そのままたけのこを生で食べることはありませんし、あく抜きなどの調理を繰り返すうちにプリン体の量も当然少なくなります。

 

ですから、プリン体の量についてたけのこはそれほど気にすることはありません。ですが、できるだけプリン体の摂取量を減らしたいのであれば、たけのこの下部分を選ぶことです。たけのこの下部分に含まれるプリン体の量は100gあたり30.8mgとなっていますが、上部はやや多く63.3mgとなっています。

 

このように、食材の部位によってもプリン体の含まれる量というのは変わってくるのです。食べ物というのは自分で選択して選び出す部分もありますから、しっかりとした知識を取り入れ、プリン体が含まれる量についてもよく考えながら、摂取していくことが大切なのです。