プリン体 コーヒー

コーヒーでプリン体を減らし痛風予防に役立てよう

1日に数杯はコーヒーを飲むというコーヒー好きの方もたくさんいらっしゃます。香りと味が好きだという方や、飲むと頭がしゃきっとするとか、リラックスできるなど、人それぞれの楽しみ方ででコーヒーを飲んでいます。

 

最近ではコーヒーの健康効果が取り上げられることが多く、ダイエットや生活習慣病など、様々な健康効果が報告されています。

 

意外にも、コーヒーにはプリン体が含まれていますが、尿酸値を下げる効果があり、痛風予防に役立つとも言われています。

 

コロンビア大学の研究結果によれば、1日にコーヒーを6杯以上飲んだ場合、痛風になるのを6割弱、、1日4杯以上の場合には4割くらいの割合で、痛風になるリスクを低くすることができるとのことです。

 

また、1日1杯から3杯では結果に変化はほとんど観られず、痛風リスクの低下には至らないという結果が出ています。

 

そして、ノンカフェインのコーヒーで同様の研究をしても、あまり効果が見られず、他のカフェインを含む飲料では全く効果が見られなかったという結果となっています。

 

これは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールの働きによるものです。クロロゲン酸は抗酸化作用に優れていて、その効果で尿酸値が上がるのを防止してくれて痛風防止になると言われています。

 

また、コーヒーのカフェインには血糖値が上がりすぎるのを抑える作用があります。糖尿病予防にもなりますから、痛風予防と併せて健康にも役立ちます。

 

クロロゲン酸を効率よく摂取するには、コーヒーは深煎りよりも浅煎りの方が多く含まれていますから、そちらを選んで飲むのがおすすめです。

 

インスタントコーヒーにもクロロゲン酸は含まれていますが、やはり、レギュラーコーヒーの方が多いです。そのため、飲むならレギュラーコーヒーを選択するのがベストです。ただし、砂糖の取り過ぎは血糖値を上げてしまいますから、砂糖は入れないのがおすすめです。

 

他の健康効果も得ることができますから、ほっと一息つく時の飲み物として、コーヒーを積極的に取り入れていきましょう。