みかん プリン体

みかんに含まれるプリン体の量と尿酸値への効果について

一昨年あたりから、尿酸値が高いというような健康診断結果が出ていたのですが、今年に入ってからはさらにそれが高くなってしまったので、少しずつ健康対策も行っていかなければならないと思います。もともとは海育ちでしたので魚がとても好きでした。お刺身や焼き魚もよく食べていたのですが、少々食べ過ぎてしまう事もあったので、プリン体も過剰摂取していた部分があるのかもしれませんでした。お正月に帰省したところ、私の体を気遣ってくれたのかプリン体の量の少ない食材ばかりを出してくれました。

 

穀類にはプリン体が少ないのですが、芋料理などもよく出ましたし、新鮮な海藻類や野菜を使ったサラダなども食卓に並びました。さらに箱買いしているのがみかんでした。
これをよくすすめられたのですが、みかんのプリン体の量が少しばかり気になりました。果物のプリン体というのはとても少ないのでみかんも食べてもいい食材ということになります。
ただ、みかんにはプリン体が少ないというだけではなく、尿酸値の高い人や痛風の人にも非常に効果的な成分が含まれているのです。

 

特に日本で古くから収穫されている温州みかんには、尿酸値を下げてくれる有効成分が含まれています。みかんというのはカロチンなどが非常に多い果物ですが、この中にβ-クリプトキサンチンという尿酸を排出してくれる成分が含まれているのです。それだけではなくみかんのような果物というのは、アルカリ性の食材ですから、尿酸値高めの場合には積極的に食べた方が良いのです。もちろんみかんとは言っても、ジュースのように加工されてしまったものは糖分も多いですし、体にも良くありません。また果物のみかんであっても糖分は当然多いですし尿酸値の高い人が糖分を摂取しすぎるというのもよくありませんので食べ過ぎないように注意するべきではあります。

 

ただ、みかんをよく食べる人は痛風になりにくいといったような、研究結果もあるようですのでこういった季節の果物もうまく食生活の中に取り入れるべきだとも思うようになりました。